2018年はWeb動画やストリーミングの話題がこれまで以上に注目されていました。

YouTubeの月間利用者数は19億人を超えるとも発表されており、さらに1日あたりの動画視聴時間は10億時間を超えているとも言われています。

参考URL:YouTube Press

ライブ配信も話題に上ることが多くなり、よく上がっていたのは音楽フェスティバルやイベントのライブ配信、皆既月食やパンダの赤ちゃん配信など、その場に行くことができなくても楽しむことができる内容が多く見られました。

Web動画やライブストリーミングが生活の中に浸透していくにつれ、視聴者数も以前に比べ格段に増えていっています。

同時接続数などという言葉を目にすることも増えていき、ライブ配信で人気の番組では1万2万の数字は当たり前に見かけるようになってきましたよね。

音楽フェスの最高同時視聴数45万人以上 Beyonceが更新

2018年4月に行われたアメリカの野外音楽フェスティバル『コーチェラ・フェスティバル』がストリーミング配信され、中でもBeyonceのパフォーマンスは「Beychella」と名前がつくほど圧巻のものでした。この配信ではYouTubeで45万人以上が同時視聴。その後合計の視聴数も出ましたが、合計視聴数は4100万人だったそうです。

これにはDestiny’s Childの20周年を記念し復活パフォーマンスや、夫であるJay-Zや妹のソランジュとの共演などが事前に話題になっていたことも挙げられますが、特にこのコーチェラ・フェスティバルでは黒人女性初のヘッドライナーとして登場したこと、ブラックカルチャーを前面に押し出した演出にも注目が集まりました。

この公演についてはニューヨークタイムズなどの各紙が「歴史的なパフォーマンス」「完璧なパフォーマンス」と評価していました。

その後も2018年には音楽フェスティバルが配信されましたが、2018年11月現在このパフォーマンスの同時視聴者数を超えるものは出てきていません。

世界の音楽フェスは45万人、では日本は?

2018年は日本でも音楽フェスの配信は多く行われました。

EDM系のイベント「ULTRA JAPAN 2018」や「イナズマロックフェス2018」や、それ以外にもアーティストのイベントやコンサートも配信されました。特に注目度が高かったのは「フジロック2018」ではないでしょうか。

ここではN.E.R.Dやサカナクションなど国内外の有名アーティストだけでなく、インディーズアーティストも配信されており、そちらも人気が高かったようです。同時視聴数は最大で8万人を超え、フジロックの人気の高さを見せつけました。

音楽フェスの配信は実際にその場に行けなくても体験できる、というのが注目度を上げており、2019年にはさらに視聴数もアップしていきそうです。

これまで海外のフェスで見れなかったものが、より身近に体験できるようになりますし、このbeychellaやフジロックが日本国内でも話題になったことで、2019年はさらに注目度が増しそうです。

『フォートナイト バトルロイアル』実況配信が約110万人!

スペインのYouTuberのelrubius氏が2018年3月25日に配信した『フォートナイト バトルロイアル』のゲーム実況の同時視聴者数が、なんと約110万人に到達。

しかし、この配信はフォートナイトの正式版が発売されてすぐの配信です。早期アクセス版が2017年7月に登場していたとはいえ、この視聴者数はかなりの話題となりました。

フォートナイトはTwitchでも人気があり、人気ストリーマーのNinjaとカナダの人気ラッパーDrakeの実況配信が60万人を超える同時視聴者数を記録するなどでも話題を呼んできました。

この数字はTwitchのゲーム実況としては、最大同時視聴者数記録を数十万単位で大幅に更新するものだったとか。

Twitchのおすすめ配信者でも紹介していますので、ぜひこちらの記事もどうぞ!

なぜtwitchのゲーム実況は世界的に人気が高いのか

さらにあの芸能人のゲーム実況が同時接続14万人

2018年9月には、女優の本田翼さんがYouTubeで同時接続数14万人を記録し話題になりました。

プレイしたのは「Dead by Daylight」で、これまでに3回の配信をしています。いずれも14万人、16万人、11万人と10万人の同時視聴数を超えるという人気ぶり。

本田さん自身の人気の高さももちろんですが、本当のゲーム好きがやっているチャンネルであるというのも人気の理由の一つです。

実際にプレイ中にゲームのテクニックの話などもしており、今後もどんなゲームを実況してくれるのか注目のチャンネルとなっています。

参考URL:ほんだのばいく

世界的にみてもゲーム実況番組の人気は高く、配信者が「ガチ勢」であればあるほど視聴数は上がります。

本田さんの番組からみても「有名人だから」という理由だけでなく、プレイのテクニックやゲームの話をしながら番組を進められるのが重要になります。NinjaとDrakeの配信にも同じことが言えるでしょう。

YouTube以外でも同時視聴数の記録を更新!

Twitch カンファレンスで同時視聴数170万人

ゲーム実況では60万人を超える同時視聴数を出したTwitchですが、2018年6月のXbox E3 2018ブリーフィングでは、Microsoftカンファレンスでは170万人の同時視聴者数となりました。

The top five livestreams are listed below.

  1. Xbox — 1.7 million concurrent viewers
  2. Ubisoft — 1.6 million concurrent viewers
  3. PlayStation — 1.5 million concurrent viewers
  4. Bethesda — 964,000 concurrent viewers
  5. PC Gaming Show — 893,000 concurrent viewers

参考URL:Xbox E3 2018 briefing sets Twitch record of 1.7 million concurrent viewers

他にもソニーのPlayStationでは150万人を超えるなど、ゲーム実況の60万人のダブルスコア以上の数字が並んでいます。

YouTubeがストリーミングサービスとして多くの人に浸透している中で、Twitchはゲーム配信に特化することでYouTubeよりもコアなファンを集めやすく、アクティブユーザーも多くなる傾向にあるからといえます。

Twitchはeスポーツの大きな大会のライブ配信を行なっていることも少なくなく、今後ゲーム実況やゲーム系の番組配信はよりTwitchにユーザーが流れていく可能性がありそうですね。

インドで同時視聴者数1,000万人越え!

2018年5月27日にインド最大のストリーミングプラットフォームのHotstarが、アカマイが提供するクラウド配信プラットフォームを利用し、クリケットのプレミアリーグ「VIVO Indian Premier League」の最終戦において、同時視聴者数1,000万人を超えたと発表しました

今回のプレミアリーグでは、4月10日に同時視聴数500万人でした。この数字もこれまでの同時視聴数を上回るものでしたが、今回はその倍となっており、5月27日までにプレミアリーグで徐々に数字を伸ばしてきていたことが伺えます。

最終戦の最高時では1,030万人という数字を出しており、現在でも同時視聴数でこの人数を抜いているという情報はありませんでした。インドではストリーミングサービスがテレビと同様の規模に普及し始めていることも考えられ、今後この人数が更新されるのかに注目が集まっています。

2018年で1000万人を超えた同時視聴数ですが、2019年にはWeb動画もさらに浸透していきライブ配信の視聴者も今まで以上に増えていくでしょう。

参照元:GRQAMMY AWARDS Polygon