画像引用:SDGsとは? 外務省

“SDGs”とは?

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画像引用:SDGsとは? 外務省

最近よく”SDGs”という言葉を目にする機会が多い。
“SDGs”とは、「持続可能な開発目標」のことを指す言葉である。
人間、地球、繁栄のための行動計画として掲げた目標が、「持続可能な開発目標(SDGs)」であり、それを実現するために構成されたものが、17のゴール(上記画像参考)と、169のターゲットである。
これは、2015年9月の国連サミットで採択され、「地球上の誰一人として取り残さない」ことを実現するために設けられた。
SDGsは発展途上国だけではなく、先進国も取り組むべきものであり、現在日本でも積極的に取り組まれている。

今回は、国内外で取り組まれているSDGsのプロモーション事例を見ていく。

大手広告代理店によるSDGs支援プロジェクト

大手広告代理店である博報堂は、「博報堂SDGsプロジェクト」を発足し、クライアント企業のSDGsの取り組みを支援するを発足。
独自調査をもとに開発された“サステナブルな買い物クラスター”を活用した 「サステナブル・マーケティング支援プログラム」の提供を開始した。

画像引用:HAKUHODO

「サステナブル・マーケティング支援プログラム」とは、生活者の食品・日用品における購買行動を調査分析し、8つのタイプに分類することで、生活者のより詳細なインサイトを明らかにすることができるものである。それによって、商品やブランドにより親和性のあるターゲット選定やコミュニケーションプランが提案可能となった。

博報堂は「生活者発想」の理念のもと、SDGsを社会に広く浸透させていくことを自社の役割と考え、SDGsに取り組む企業をマーケティングの側面から支援していくことで、企業の事業成長に貢献しながら生活者全体の意識を喚起し、SDGsの目標達成、およびサステナブル市場の活性化に貢献していくことを目指します。今後も博報堂SDGsプロジェクトおよび博報堂全社として、さまざまな業務を通じてSDGsの普及と実践に取り組んでまいります。

引用元:HAKUHODO

海外のSDGsプロモーション

ARでSDGsへの取り組みを解説

スポーツブランド「adidas」は、パリのフラッグシップストア内で”プラスチックのゴミ問題”をARを使ってわかりやすく訴求。


店内でスマホアプリを立ち上げて、カメラをかざすとARで海に沈んでいくペットボトルや、その海の中を泳いでいるクジラの映像が。

adidasはそんなペットボトルなどのプラスチックゴミをリサイクルし、靴を製造することを示した。
ゴミを減らすだけではなく再利用することまで見せることで、SDGsに対する積極的な姿勢を示したマーケティング事例。

マクドナルドによる”ミツバチホテル”

スウェーデン国内では、ミツバチの巣を作る場所が減少してることが問題となっている。
ミツバチは食物生産において大きな役割を果たしており、ミツバチの受粉がなければ、私たちの食料は3分の2に減ってしまう。

そんな状況を受け、ファストフードチェーン「マクドナルド」は自社の看板を利用してミツバチの巣箱を作るプロジェクト「Bee Hotels」を開始。

画像引用:AdGang
画像引用:AdGang

看板の裏側にミツバチのホテルを作り、何千もの蜂や生物が住みかにし、繁殖できるように整えた。
自社のアセットをうまく利用し、プロモーションとしても機能してるSDGsのプロモーション事例。

“あえて売らない”ブラックフライデー

毎年、様々なショッピングモールが顧客を呼び込むためにセールをするブラックフライデー。
しかし、イギリスの通信会社「giffgaff」はそんな価格競争とは真逆のブラックフライデーを展開。

同社は、ロンドンの中心地にポッポストアをオープンし、100以上の商品が陳列。
しかし、来店者は商品を購入できないと知り戸惑いを浮かべる…。

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画像引用:AdGang

実はこの商品はすべて、「パイナップルの葉で造られた靴」「廃材を使用したジュエリー」など再生品ばかり。
この再生品を手に入れるためには、”できるだけ再生品を使用する”ことを誓わなければならない。
ブラックフライデーをうまくSDGsに変えたセールスプロモーションであった。

まとめ

近年、企業は利益追及だけではなく社会的責任としてCSR活動を行う企業が増えた。
CSR活動では、植林活動など、企業が本業とは直接関係のない活動を主に行ってきた。
しかし、SDGsでは企業がそれぞれの本業を通じて活動できるという点が重要である。
SDGsの17の目標と169のターゲットがあることによって、企業は自社の活動で何を行うかを明確にすることができる。
今後、ますますSDGsのプロモーションを行う企業が増えるだろうと感じた。