株式会社テスティーが、アプリリサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、全年代の男女686名(10代210名、20代169名、30代以上307名)を対象に、スクリーンタイムを利用したスマートフォンの調査を実施したことを発表しました。

「スクリーンタイム」とは?

AppleiPhone/iPadのiOS12より追加された新機能の「スクリーンタイム」は、スマートフォン利用時間やアプリ起動時間などのリアルタイム確認やコンテンツとプライバシーの制限設定が可能な機能です。

利用状況を可視化することで、スマートフォン依存への抑制効果を期待されて追加された新機能。

レポートは過去7日間とその日1日の利用状況が見ることができます。

スクリーンタイムで判明した利用アプリランキング

まず、全年代の男女686名のスクリーンタイム画像のうち上位3つに表示されているアプリを集計しランキングにしています。

アプリ利用率と利用時間

その結果、第1位は10代が「YouTube」で47.6%、20代は「Safari」で61.5%、30代以上は20代に10ポイント以上の差を付けて「Safari」で74.3%となりました。

また、どの年代でも「LINE」、「Twitter」、「Instagram」といった主要SNSアプリが上位にランクインしており、利用率に違いはありますが、使用頻度の高いアプリについては同じものを使用していることがわかります。

続いて、利用時間が最も多かった「利用TOPアプリ」のみを集計、ランキングにしました。

利用率TOP3のランキング同様、10代は「YouTube」、20代と30代以上は「Safari」となりました。

年代ごとの利用率TOPアプリの傾向としては、10代では「ゲームアプリ」、20代では「メルカリ」などのフリマアプリ、「Netflix」などの動画視聴系、30代では「マンガアプリ」や民放系の番組が視聴できる「TVer」が散見されました。

 

平均利用時間

続いて、スクリーンタイムに表示される「1日あたり〜時間」という表示を集計し、「スマートフォン平均利用時間」を調査しました。

画像解析の結果、10代は「4時間58分」、20代は「5時間25分」、30代以上は「5時間22分」と、1日あたりの平均利用時間が最も長いのは20代だったそうです。

さらに、利用TOPアプリ別に「スマートフォン平均利用時間」を比較しました。

全年代において、利用TOPアプリが「YouTube」の人は、1日あたりのスマートフォン平均利用時間が最も長いことがわかります。

次いで、10代では「Twitter」、20代では「LINE」、30代以上では「Instagram」利用者の平均利用時間が長いことが判明しました。

年代別の特徴と傾向

最後に、686名のスクリーンショット画像のうち、年代別の傾向が出ているものが集められました。

10代では、土日の利用時間が長く、YouTubeのアプリは全員利用頻度が高く、合計22時間以上使用している人も見られます。

10代は特に動画の視聴時間が長いことが特徴といえます。

20代では、SNSが上位にランクインし、かつ利用時間数が長い傾向が見られました。

また、Safariが7人にランクインしており、ブラウザを使用してインターネット利用している人が一気に増えます。傾向として、動画を見る割合が減っていると考えられます。

30代では、他の年代に比べて圧倒的に「Safari」の利用時間が長く、アプリよりもWeb検索を活用している様子が伺えます。

20代同様動画アプリの利用率が下がること、利用時間についても10代20代と比べると少なくなり、スマホで動画を見ることが少ないことが伺えます。

しかし、20代も30代も、利用TOPアプリの項目ではAmazon primeやNetflixなどの利用が多いと回答した人もいることから、YouTuber動画やTikTokといったいわゆるWeb動画ではなく、映画やドラマなどのサブスプリクションモデルのアプリを利用した映像視聴が伺えます。

これについては収入の問題があることが推察されますが、10代にTverやabemaTVなどの無料で見ることのできるテレビアプリなどの利用が入っていないことから、YouTubeなどの流行りの情報やネタ動画を見ること、検索することがスタンダードになっているとも考えられます。

まとめ

ウェブで動画プロモーションをする際は、この結果も考慮してターゲットの年齢に合わせてプラットフォームを選ぶとより効果的になると考えられます。

特にここ2〜3年のWeb動画に対する認識は大きく変わってきています。スマホの普及はもちろん、通信における環境も変わってきているとともに生活の中にあるWeb動画への距離も近づいているのは確かです。

今後はコンテンツがさらに増えることが予想され、より細分化されたミドル・マイクロマーケティングが主流となっていくのではないでしょうか。

【アンケート調査概要】

アンケート:テスティー
調査期間 :2018年11月14日(水)〜16日(金)
調査対象 :男女 / 10代〜30代以上 / 自社モニター会員
割付方法 :686サンプル(10代210サンプル、20代169サンプル、30代以上307サンプル)

TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co
調査記事URL:https://lab.testee.co/screen-time