画像引用:Adgang

マーケッターにとって、奇抜で面白いプロモーションに投資するのはかなり勇気がいることだ。誰もが認める面白いコンテンツをつくったとしても、売上に直結しなければ誰も、その勇気への賞賛は与えない。

売り上げにつながる動画、バズマーケティングとはいったいどういったものだろうか。

どんなんに面白い動画、コンテンツを制作できたとしても、それがバズり拡散される保証はない。幸運にも、それがバズったのとしても、クライアントの収益に繋がるかはわかならない。

奇抜さや、面白さで注目され、商品ではなく、コンテンツにスポットライトが当たってしまっては、元も子もない。

Volkswagen ころがるタイヤ

フォルクスワーゲンがオーストラリアで行なった、SNS施策を紹介する。

インフルエンサーが、自身のInstaramであるネタ動画を投稿。内容は、若者数人のちょっとしたお遊び。

仲間の一人がタイヤの中に入り、坂を転がり落ちていく。

どんどんとタイヤは加速していき、制御不能な状態に。

坂の下の方までいくと、画面右からフォルクスワーゲン車が突如登場し、このままではぶつかってしまう危機的状況に。

すると、間一髪のところで車はストップし、衝突を免れた。

この動画は、Instagram内にとどまらず様々なメディアに取り上げられ、4600万viewを記録した。

商品特徴を、日常的なハプニング映像で表現することで、よりリアルに製品の機能性をアピールした。

この動画により、フォルクスワーゲンのマーケットシェアは11.8%も増加し、すでに購入し車にこの安全装置をつける顧客は8.2%増加した。

North Face 空飛ぶダウンジャケット

ノースフェイスが韓国で行なったプロモーション。冬の新商品「SUPER AIR DOWN」の最大の特徴である軽さ(0.99kg)をドローンを用いて表現。

フワッと浮かぶダウンジャケットを取ろうと若者が手を伸ばして、ジャンプしてトライ。

飛んでいるダウンジャケットを取るチャレンジを自分でもしてみたいとSNSにて話題になった。

YouTubeにて、わずか公開1週間で10万viewを記録、オーガニックシェアも急増した。

チャレンジのみが注目されることなく、商品にもスポットライトが当たり、SNS上で広がりを持ったプロモーション事例。

この動画がきっかけで、メイン商品であるグレー色のダウンジャケットが在庫切れになるなど、100億ウォンを上回る売上を達成したそう。

Harmon Brothers社 おまるの動画

可愛いユニコーンがトイレに座り、虹色のアイスクリームをお尻からだす。最後には子供達が、その虹色のアイスクリームを美味しそうに食べる。

排泄の際の正しい姿勢に関して、ユニコーンをモデルにして説明する動画。

ユニコーンの排泄物が虹色でユニークな表現であるが、しっかりと3分間しっかりと商品ついて説明をしている。

YouTubeやFacebookで5000万view以上を記録。そのうちの70%は3分間、この動画を視聴したそう。

この動画が起爆剤となり、オンラインの売り上げは600%を超え、小売の売り上げも400%を超えた。

排泄の正しい姿勢をユニークに啓発したことで、おまるの必要性を改めて認知・理解させ、販促に寄与した好例。

売上につながる共通点

上記、どの動画にも共通して言えるのが、きちんと商品特徴を表現している点だ。

顧客は、コンテンツがきっかけとなり、商品やサービスに強い興味を抱く。そのコンテンツが商品に近いことで、購買が促される。

広告においては、商品の特徴を表現することは当たり前のことだが、多くの人に共感してもらえバズる要素を盛り込む。

売上をあげるための動画、コンテンツの面白さである。バズ動画で売上をつくるためには、いかにセールスに繋げるかを再認識し、そのための手段の一つがバズであることを理解する必要がある。

商品特徴をしっかりと表現しているコンテンツで、なおかつそれが顧客の強い興味を換気する内容であるならば、瞬間的だが大きな売上をつくる起爆剤となる。

奇抜で面白いプロモーションを造ることに挑むよりも、緻密に商品特徴と奇抜なアイデアを結べる接点を探すことに注力することが、売上につながるバズ動画を可能にする。