ビジュアルディスカバリーエンジンのPinterestは、毎月世界中で2億5,000万人以上の人々が、旅行、ウェルネス、ファッション、エンターテイメントなどのカテゴリの中から挑戦したいアイデアを発見しています。そんなPinterestから2019年のPinterest流トレンド予測100件が発表されています。

Pinterestでは2019年要注目のトップトレンド100件をファッションや旅行、フードなどのカテゴリ別にまとめられています。Pinterestは、世界中のファッショニスタ、子育て世代、旅行の達人、グルメ愛好家たちがスタイリッシュなアイデアを求めて集まる場所です。それぞれ個性を持っているものですが、今回のPinterest 100は多くの人が共通して好まれているもので、Pinterestでも検索率が上昇しているものになります。

この検索率から2019年に向けてトレンドが見えてくるはずです。

Pinterest 100

旅行:秘境を求めて

数多くのユーザーが旅行を計画する時に、有名な旅行代理店のサイトの2倍以上Pinterestを利用するそうです。そして2019年のトレンドとして、あまり定番でない行先や、少し変わった(地球にやさしい)交通手段など、新しいスタイルの旅行を求めているようです。※1

城跡で歴史を思う

きらびやかなヴェルサイユ宮殿を大勢で巡ることに飽き、神々しく荒廃した、穴場の城を目指す旅行者が増えています。(「廃墟になった城」の検索数:+142%)

観光地化されていない島へ

ハワイはもう行き飽きた?旅行者たちは、誰も行ったことのないようなレアな島のイキイキした体験を求めています。(「あまり旅行者がいない島」の検索数:+179%)

さあ、ペダルを漕ぎましょう

サイクリストにも普段はママチャリを乗り回すだけという人にも、自転車の旅が大人気。有酸素運動をして、美味しい食事にありつきましょう。(「自転車旅行」の検索数:+64%)

ヘルス・ウェルネス:自然がいちばん

Pinterest は、他人が何を「いいね!」しているか気にすることなく自分自身を見つめ直し、新しいことに挑戦できる場所です。つまり、「セルフケア」(検索数:+140%)は2019年のヘルス・ウェルネスにおける一大テーマなのです。食事、エクササイズ、睡眠などの最新トレンドもこれに含まれます。※2

蜜のように地球に甘く

サランラップはもう必要ありません!ミツバチがもたらしてくれる新たなエコトレンド、再利用できるみつろうラップの登場です。(「みつろうラップ」の検索数:+146%)

趣味・興味:好きなことをやってみる

趣味・興味に関するピンが約80億件もあるのでサイドプロジェクトためのインスピレーションは無限に見つかります。そうしてPinterestでアイデアを見つけ、ゆくゆくは本業にした人も数多くいます!

まずやってみる

好きなことで稼ぐ人が増えています。ハンドメイド販売やDJ、そしてオンライン講師など、選択肢はいろいろです。(「自宅で副業」の検索数:+690%)

チョーク・クチュール

目立つ看板やカラフルなコンクリートなど、アートチョークは何にでも使えます!(「チョークアート」の検索数:+664%)

お祝いごと:忘れられない瞬間に

仲間を集めてパーティーするとなれば、Pinterest には必要なアイデアがそろっています。招待状、デコレーション、フード、ドリンク、ケーキ、撮影用の小道具、洋服…なんでもあります。お祝いをする理由だって見つかります。

些細なイベント

突然のピクニックでもちょっとしたお出かけでも、どんな些細なことだって記念日になります。(「些細な瞬間のお祝い」の検索数:+113%)

願い事をこめて

2019 年のトレンドは数字をかたどったケーキです。(「数字のケーキ」の検索数:+314%)

フード:野菜が主役

食卓をかこったり、世界中のメニューを試してみたり…食べ物は私たちをひとつにします。230 億ものレシピが見つかる Pinterest には、朝食から夜食にいたるまであらゆるアイデアがあふれています。2019 年のメニューはどうしますか?珍しい食材を使って、ヘルシーかつ環境に優しい食事を考えてみましょう。​

手作りパンのレシピ

発酵させて作るサワーブレッドをはじめ、自家製パンが人気急上昇中です!(「自家製パン」の検索結果:前年比+413%)

インテリア:色彩豊かな生活

Pinterestを活用して自分だけのインテリアにしたいと考える人はたくさんいます。日々のDIYプロジェクト(インテリアのカテゴリのうち83%のユーザーが検索)からリノベーション、ガーデニング、もっと大きな決断が必要なリフォーム(60%のユーザー)まで、あらゆるアイデアが検索されています。※3

マスタードカラー

大胆なマスタードイエローの壁に挑戦するもよし。カラフルなポップに取り入れるもよし。今年の流行色です!(マスタードイエローの検索数:+45%)

インテリアを紡ぐ

手触りが良く、アートっぽい美しい織物を壁面に使用したり自分で纏うのがトレンドです。(「テキスタイルアート」の検索数:+1718%)

メンズファッション:古いものが新しい

Pinterest でアイデアを見つけやすい理由のひとつに、すべてが視覚的であることが挙げられます。探しているアイデアの正式名称がわからなくても大丈夫です。目に止まったコーデュロイのアイテムをクリックすれば、すぐに購入場所がわかります。あるいは画像を美容師に見せてあとはお任せしましょう。​

スリングバッグ

本当に必要な物だけ詰めて、ワンショルダーで背負いましょう。スリングバッグ・スタイルがトレンドです。(「スリングバッグ」の検索数:+1184%)

レディースファッション:色褪せない模様

女性は自分の個性に合うファッションを探し求めています。ブランチに出かける時の服装でも、オフィスファッション(ファッションカテゴリのうちユーザの70%が検索)でも、ワクワクするようなイベントの準備(60%のユーザー)にも、Pinterest を活用しています。※4

スニーカーで自己主張

ポップな色合いやキラキラの靴紐で、スニーカーが大注目を浴びています。(「ステートメントスニーカー」の検索数:+2211%)

ビューティー:キラキラに視線が集中

2019 年は、ナチュラルに輝きやカラー溢れる華やかさを組み合わせたスタイルがトレンドです。文化的背景も、肌の色も、それぞれ異なる女性たちが Pinterest でアイデアを探しています。他のプラットフォームに比べて Pinterest で見つけたメイクを実際に試している女性は約 2.4 倍です。※5

子供・子育て:モダンファミリー

子育てにおいて何が大事なのかを知ることは難しいことです。インスピレーションがわくような空間で育てることも大切ですが、上手に寝かしつけるためのアイデアも重要です。いずれにせよ、米国で子供を持つ Pinterest ユーザーの 56% が Pinterest で子育てのアイデアや商品を検索し、81% は Pinterest がなくてはならないと言います。※6​

おやすみタイム

あなたはオーディオブック派?それとも動画派?(「オーディオの読み聞かせ」の検索数:+126%)

注釈

※1:comScore(米国)2018 年 1 月
※2:Pinterest 内部分析によるデータ 2017年5月から2018年5月の正規化した検索数
※3:DB5(Pinterest によるカテゴリ利用調査 2017 年 8 月)
※4:DB5(Pinterest によるカテゴリ利用調査 2017 年 8 月)
※5:DB5(Pinterest によるカテゴリ利用調査 2017 年 8 月)
※6:週間ユーザーの Pinterest 内部分析(2017 年)
前年比増加データは、2017 年 1~9 月から 2018 年 1~9 月の各トレンドの正規化した検索数を使用して算出しました。

参考URL

■Pinterest 100 レポート
https://newsroom.pinterest.com/ja/post/pinterest-100-2019

■Pinterest URL
https://www.pinterest.jp

■PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000037183.html

Pinterestから見る2019年のキーワード

Pinterestはキュレーション的要素が高いため、InstagramなどのSNSよりも、より写真やネタの検索で使用する人が多いと言われています。

このPinterest 100から紐解くと、2019年は2018年に引き続き「エコ」と「コト・トキ」に注目が集まりそうです。

コト・トキについては、「見るだけで体験できる」を求められる傾向にあります。これは、ライブ配信などが広まることでトキを消費できるようになったことが大きいと考えられます。

今後はライブコマースに注目が集まる

2018年のトレンド予測としてライブコマースが上がりましたが、大きな話題となることはありませんでした。

しかし、2018年はライブ配信自体は大きく広まり、YouTuberだけに限らずVtuberが台頭してきた年となりました。これにはライブ配信が大きな役割を担っていたと言えます。

これまでライブ配信で一緒の時間を共有するというのは、ニコニコ動画やツイキャスなどのプラットフォームで、ニッチな印象が拭えませんでした。

しかしYouTuberやVtuberが幅広く認知されたこと、17Liveなどより身近に感じやすいライブ配信アプリが登場したことでライブ配信自体は定着してきたと言えます。

これまでライブコマースが定着しにくかった理由の一つに、知られていないだけでなく「ライブ配信でのコミュニケーション」に配信する側も、見る側も慣れていなかった部分が大きくあったと考えられます。

画面越しのリアルタイムコミュニケーションに利用する側・される側が慣れてきたことで、広まる土壌ができてきたのではないでしょうか。

2019年以降、ライブコマースがどんな進化を見せるのか注目です。