株式会社AMFは、トレンドのリサーチが得意な”JCJK調査隊”の精鋭メンバーの選考結果をもとに、「2018年の流行語大賞」と「2019年のトレンド予測」を、「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門に分けて発表されました。

【JCJK流行語大賞2018】

流行の先端にいる”JCJK調査隊”が選ぶ、今年の注目は「TikTok発アーティスト」「タピオカ全盛期」など、やはりここでもTikTokが2018年にかなり注目度が高かったことが伺えます。

【モノ部門】

定番の人気ドリンクが更にパワーアップした「タピオカ」が1位を獲得。インスタ映えするタピオカなど工夫を凝らす店が続々とオープンし、今年はタピオカ戦国時代と女子中高生に呼ばれるほどの人気となりました。
2位の「PINK PINK MONSTER」通称「ピンモン」は、フリューのプリクラ機で、あえて白の壁紙に顔の影を強調するなど異なる特徴で新たに関心を集めました。また、撮影の説明は全て韓国語でされるため「韓国っぽ」として、インスタ上では#ピンモンで11万以上の投稿がされるなど女子中高生を中心に広がっています。

【アプリ部門】

1位はTikTokです。人気ユーザーの動画を見るだけでなく加工機能が盛れると話題になり、学校の休み時間や休日に友達と遊ぶ時に撮影するなど女子中高生の生活に浸透しています。コトバ部門4位にランクインした「TikToker」をはじめとしたアプリ発の人気インフルエンサーやモデルも続々と誕生しています。

【コトバ部門】

1位に選ばれた「タピる」は、タピオカを飲む時や飲みたい時に使用されています。「タピりたい」た「タピった」などタピオカを動詞として使用し、タピオカ全盛期とも重なり今年多くの女子中高生の会話の中で使用されました。

今年の流行をふり返ると、女子中高生たちは、「タピオカ」や「ピンモン」「たまごっち(LINE)」など、モノを中心に、従来のサービスやアイテムをパワーアップさせたリバイバル的なコンテンツに非常に熱狂していた1年であったといえます。また「あいみょん」さんや「TikToker」「Mrs.GreenApple」など、TikTokの中からスターやトレンドが次々と生まれており、動画を通した情報収集や情報発信が女子中高生たちの生活の中に溶け込んでいることがわかります。

【JC・JK 2019トレンド予測】

大胆予測!来年も加速する“リバイバル” “動画コンテンツ”に注目!

【ヒト部門】

特に多くの注目が集まっているのが、日韓合同グループ「IZONE」です。JC・JK流行語大賞2018でモノ部門4位にランクインしたサバイバル番組発のアイドルグループで世界で話題を呼んでおり、HKT48の宮脇咲良さんをはじめとした日本人メンバーを中心に日本でも活動予定で第2のTWICEとなりそうです。

【モノ部門】

モノ部門に選ばれた「チーズティー」は、今年流行した「タピオカ」の上にかけるチーズフォームで、続々と出店する店舗も増え、普通のタピオカは飽きたという流行に敏感な女子中高生たちからブームの兆しを見せています。

【アプリ部門】

これから女子中高生のシェアがさらに伸びると予測されるアプリは「moru」です。自然に盛れるところから第二のSNOWと言われています。顔に動物の加工はちょっと古いという女子中高生たちが、撮影する時から加工されているので自然に盛れるとして、 JC・JK流行語大賞2018でもランクインした「PINK PINK MONSTER」のような自然さがヒットし人気が出てきています。
また、学生限定のコミュニティ「ひま部」も密かなブームとなっています。自分の好きな趣味同士のサークルをっ作ったり年齢が近い同士気軽に声をかけることができ、コミュニティを広げるきっかけとなっています。

参考URL:PR TIMES

リアルな中高生の流行

株式会社AMFは現役女子大生の椎木里佳さんが社長として運営されている会社で、JC・JKに向けたマーケティング支援を行なっている会社ならではのランキングでよね。

中高生と縁遠くなっている方は聞きなれない言葉も多いかもしれませんが、このランキングで注目したいのは「日本発」よりも「海外発」(特に隣国の中・韓・台湾)であることです。

「日本発」より「海外発」の目新しさ

TWICEは日本人が参加していると言っても、所属する事務所は韓国の芸能事務所です。2018年のモノ・コトバ部門でそれぞれ1位を獲得した「タピオカ」関連ももともと台湾が発祥のもので、1992年に日本でブームが起こり、2018年タピオカ人気が再燃。

TikTokも中国発祥のアプリと、「日本発」だけが全てではなくなってきたのは、2018年はYouTubeをはじめとした動画アプリやプラットフォームがより身近になったことが挙げられます。

動画がこれまで以上に身近になってきた理由は、Instagramがストーリーズを2017年9月に導入し、それが2018年には本格的に広まり特に中高生の間では24時間以内に消える、というのが受けたことが挙げられます。また、TikTokがYouTubeなどのWebプラットフォームだけでなく、「うざいけど見ちゃう」と言われるくらいに地上波のTVでもCMを流していたことから、動画がより身近なものとなり関心が広まって言ったことが挙げられます。

TikTokだけでなく、17Liveなどの多くの配信アプリが海外から日本にローカライズされてきたこと、そしてそのアプリを使用してシームレスに海外のブームを取り入れることができるようになったことが理由の一つではないでしょうか。

海外発が流行っている背景には、身近にない目新しさや「一番に自分が持てる!」という意識も働いていることが伺えます。

クールコリア

椎木さんは今後「クールコリアが起こる」と2018年のはじめにインタビューで答えていました。

参考URL:女子大生社長・椎木里佳さんが予測する今年のトレンドは「クールコリア」と「リバイバル」

エンターテイメントの方面では今後も多くの「韓流」が出てくる可能性が考えられます。ファッション・メイク(コスメ)などの「韓流」は、日本で取り入れられやすい土壌のある「可愛い」がベースとなっているものが多く、欧米の「可愛いよりセクシー(または大人っぽい)」よりも中高生には取り入れやすいということも挙げられます。

リバイバルは本当に来るのか?

2017年に「バブリーダンス」で荻野目洋子さんが注目されたり、2018年はDA PUMPの「U.S.A」がヒットしたりと、ここ数年リバイバルブームがきていると言えなくもありません。

リバイバルは毎年どこかで起こっているもので、ファッションカルチャーでは「●年代」というのはよく見られます。

では2019年はどの時代のリバイバルが強く惹きつけられやすいのでしょうか?

身近な存在から

バブリーダンスから見られるのが「バブル期を体験した親世代を持つ子供」の割合が多いのが今の中高生であるため、小さい頃から何処かで80年代を目にしたり感じたりする機会があったことが挙げられます。

ELLE GIRLでは2019年のファッションのトレンドキーワードにネオンカラーを入れています。

参考URL:2019春夏ファッションのトレンドを予測!注目キーワード8

http://ellegirl.jp/article/f_2019ss_nyfw_trends_18_0919/

80年代にはファッションだけでなく広告などでも、ネオンカラーが多く取り入れられていました。

2017年ごろからブームとなっている80年代リバイバルは、2019年も続くと見込んでも良さそうです。

この辺りは、中高生には「古くて新しい」親近感を持ちやすい年代と考えられます。

まとめ

プロモーションなどを行う際に、「海外人気」や「80年代」を入れておくと、ユーザーたちがファッションやトレンドカルチャーに取り入れやすく、SNSでの高い拡散力を引き出す可能性がでてきます。

2019年のプロモーションではぜひこの結果を参考にして見てはいかがでしょうか。