2018年は日本でもPUBGのアプリ版が公開されるたり、ぷよぷよeスポーツアプリの発売などでも注目となりました。さらにeスポーツライセンスの発行がされるなど、徐々に盛り上がりを見せていますよね。
eスポーツは海外ではすでにエンターテイメントとしてポジションを確立されており、大会のライブ配信をTwitchなどで行なっています。
日本でeスポーツが認知される前から、世界の大会で活躍する日本のプロゲーマーたちもいました。
2017年にラスベガスで行われた世界最大の格闘ゲーム大会「Evolution Chanpionship Series 2017」のストリートファイターVの部門で日本人プレイヤーの「ときど」選手が優勝しました。
アジア大会でもeスポーツが注目された2018年
2022年のアジアオリンピックでeスポーツが正式なメダル種目になることを受けて、2018年のアジアオリンピックではデモンストレーションが行われました。この大会で日本勢は『ウイニングイレブン2018』で見事優勝を果たしました。
日本ではまだまだ高額賞金が出てきていませんが、世界ではどんどん高額な賞金が出てきています。2018年発売のタイトルも高額賞金ランキングに食い込んできており、2018年後半から2019年にさらにどう変化していくのか注目が集まっています。
今回の記事では、現在の賞金総額ランキングを紹介します!
現在の賞金総額ランキングは?
2018年前半のランキングはこちらです。
1位 Dota2(ドータ・ツー) 約157億円
2位 League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド) 約58億8千万円
3位 Counter-Strike:Global Offensive(カウンターストライク グローバル・オフェンシブ) 約58億7千万円
大きな大会が終わり、賞金総額にどのような変化があったのでしょうか?
1位から5位のタイトルは?
【第5位】 Fortnite(フォートナイト)
eスポーツ、オンラインゲーム好きの中では知らない人はいないと言っても過言ではないタイトル、Fortnitem(フォートナイト)です。
PUBGと似ている、と言われるシステムも含めて話題になった2018年発売のタイトルが堂々の5位です。これだけでもフォートナイト人気の高さがわかりますよね。
フォートナイトの賞金総額は日本円で約21億円となっています。
夏の大会のFortnite Summer Skirmishでは賞金総額800万ドルで話題となりましたが、2018年9月末から6週にわたって行われたFortnite Fall Skirmishでは夏を上回る賞金総額1000万ドルとなっています。
2018年に発売されたばかりのタイトルとは思えない金額ですが、さらに先日2018年から2019年にかけて賞金総額1億ドル(約110億円!)の大会を実施することを5月に発表されています。
この大会で2019年のランキングはかなり動きそうですね。
【第4位】StarCraft Ⅱ(スタークラフト2)
2010年に発売されて以来、いまだに人気のあるゲーム『StarCraftII』です。こちらは日本語版の発売がないので、プレイする場合は英語版になってしまうので馴染みのない方も多いかもしれません。
こちらのSCIIの賞金総額は約31億となっています。
2010年からの総額なので、他のタイトルに比べると多少印象が落ちる数字となっていますが、それでも海外のeスポーツは昔から高額賞金だったことがうかがえる金額ですよね。
2019年もこのままトップ5に残るのか?など気になるタイトルです。
【第3位】League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)
2018年前半は2位だった言わずと知れたタイトル『リーグオブレジェンド』です。
2009年にリリースされて以来まだまだユーザーを増やしている、MOBA型のオンラインゲームです。日本語版は2017年3月に正式版のサービスが開始しています。
前回3位との差は1千万円ほどだったので、今後の盛り返しに期待がかかりますよね。
現在の賞金総額は約64億円となっています。
LoLは日本にもプロリーグ「LJL(League of Legends Japan League)」があります。日本人トッププレイヤーはまだ現れていませんが、日本でもeスポーツが普及され始めた2018年、今後トッププレイヤーが登場する可能性はまだまだ秘めていると言えるでしょう。
LoL世界大会2018の賞金結果はこちら!今後の金額にも期待がかかります。
【第2位】Counter-Strike:Global Offensive(カウンターストライク グローバル・オフェンシブ)
CS:GOの略称で親しまれているカウンターストライク、こちらは今回約71億円となり前回記事の際は1千万円差だったlolとは10億円近くの金額差を出しています。
eスポーツ界では古くからプレイされているシリーズで、前作CSは1999年にβ1がリリース、第2シリーズとなるこのCS:GOは2012年にリリースされました。
FPSオンラインゲームとして多くのファンを獲得し、Steam内で販売されているソフトのアクティブユーザー数でも、PUBGやDota2に次ぐプレイヤー数で根強い人気があります。
日本でも人気のFPSタイトルで、今後の伸びに期待がかかりますね。
【第1位】Dota2(ドータ・ツー)
2013年にリリースをされて以来、大人気のタイトルが今回も1位です。約157億円と前回記事で紹介したので、なかなか抜かれることのない数字です。
さて、2018年後半のDota2の賞金総額は約192億円です。
2018年8月に行われたDota2公式大会『The International 2018』では賞金総額約28億円で、1位のチームはなんと約12億円!流石のDota2は桁が違いますね。
2018年11月現在『The International 2019』の賞金の情報は出ていませんが、中国・上海で行われることが決定しています。次回はどれだけの賞金額になるのかとても気になりますよね。
Dota2の賞金は他のタイトルと違いアイテムの売り上げによって、賞金が増額されるという仕組みを採用しており、ユーザーがアイテムに課金することによって、そのうちの25%が賞金にプールされます。
フォートナイトが一気に総額1億ドルと発表しているので、ユーザーたちが人気のタイトルに移行する可能性なども考えられます。
Dota2のこの金額を抜けるタイトルが登場するのか、2018年後半以降もeスポーツ界から目が離せません!
日本のeスポーツの賞金額は?
2018年12月についに優勝者が約1億円の賞金を手にするeタイトルが登場しました。
これまで国内最高額は総額6000万円のモンストでしたが、シャドウバースが今回その数字を大幅に塗り替え、賞金総額約1.4円となりました。これまで日本のeスポーツでは賞金を大きくかけることができませんでしたが、2018年よりプロ制度を導入することで賞金額も上がってきました。
現在ストリートファイターVや、WiiUのスマッシュブラザーズなどが50位以内にランクインしていますが、今後はこのランキングの上位に、日本発のeタイトルがくるかもしれません。